CSR

「市民に愛され市民に貢献する」とは、市民に愛され親しまれるモノづくりを通じて世界の人々の暮らしに広く貢献することです。

CSRビジョン

シチズングループの掲げる企業理念「市民に愛され市民に貢献する」とは、市民に愛され親しまれるモノづくりを通じて世界の人々の暮らしに広く貢献することです。 私たちはCSRへの取り組みによって、いっそう企業理念の具現化を推進いたします。

シチズングループ行動憲章

シチズングループ行動憲章(以下、「行動憲章」)は、シチズングループの一員として、わたしたちが日々どのように行動すべきかの原理原則を示したものであり、シチズングループの企業理念を具現化するための行動や判断の基準となるものです。シチズングループは、この企業理念の具現化を通じて、持続可能な社会の発展に貢献しながら成長を果たし、「市民に愛され市民に貢献する」企業となることを目指します。

シチズングループ行動憲章

  1. 社会に対する誠実な姿勢を持ち、シチズングループの企業価値の向上を図ります。
  2. 安心・安全、品質、環境に十分配慮した製品・サービスを提供します。
  3. 公正、透明、自由な競争、責任ある商行為を実践します。
  4. 人権と多様性を尊重し、安全で働きやすい職場をつくります。
  5. 環境保全の重要性を認識し、自主的かつ積極的に取り組みます。
  6. 会社資産を適正に管理・保護します。
  7. 会社の永続的な存続に反する行動は避けます。
  8. 良き企業市民として、地域社会に貢献し、地域社会との共生を目指します。

2016年10月 発行

シチズングループ品質行動憲章の策定

2017年11月に公表した当社における一連の不適切行為により、ステークホルダーの皆さまには多大なるご心配とご迷惑をおかけしました。シチズン電子グループでは、二度とこのような問題を繰り返すことのないようグループ全体で、ガバナンスと品質コンプライアンスの一層の強化に取り組んでいます。

また、シチズングループにおいては、この度、「シチズングループ品質行動憲章」が策定されました。

シチズン電子グループでは、この憲章の周知徹底・浸透を図るべく、グループ各社で研修を実施し、世界中の人たちに受け入れられ必要とされる「真のグローバル企業」を目指し、この憲章の下、グループ全体におけるコンプライアンス意識を、より一層強化してまいります。

シチズングループ品質行動憲章の策定

シチズングループ品質行動憲章の策定

シチズングループ品質行動憲章

  1. シチズングループの経営層は、本憲章の実践が自らの役割であるという認識のもと、社内体制の整備を進めます。
  2. ものづくりを支えるすべての段階において、継続的に、実効性のある品質保証体系の維持・改善に取り組みます。
  3. 各部門の職務権限・業務分担を明確化するとともに、独立性・中立性を担保した部門による品質保証活動を徹底します。
  4. グループ内や社内での情報共有のほか、お客様や取引先(サプライヤーをはじめ、委託業者や販売業者等を含む取引先)との情報共有を推進するとともに、品質に関する法令情報を適時に把握します。
  5. 製品の品質に係る法令や契約を明確化し、遵守します。
  6. 製品に対する市場やお客様の声を真摯に受け止め、品質問題の再発防止や早期発見・対応体制を構築します。

    シチズングループ品質行動憲章(PDF)

CSR推進体制

2016年10月にシチズンホールディングス、シチズン時計、シチズンビジネスエキスパートの3社が統合し、新生「シチズン時計株式会社」として企業活動が開始されるのに合わせ、それまでのシチズングループとしてのCSRの取り組み方を見直し、強化してきました。 シチズン時計の監査・CSR部CSR室(以下、CSR室)を中心とし、各グループ会社のCSR委員会やCSR担当部門と連携し、情報共有を図っています。 定期的にグループ各社のCSR担当部門が集まって開催するグループCSR連絡会では、グループ全体としての活動の方向性や施策について協議するほか、各社の取り組み状況について確認を行うなど、グループ内でのベストプラクティスの共有も行っています。
また、シチズングループでは、CSR目標を「シチズングループ行動憲章」とも紐づけており、従業員一人ひとりが、自らの原点を忘れず、社会のためにできることを日々積み重ねていけるよう、全員参加型のCSR活動を実践しています。

CSR推進体制図

シチズングループCSR体制

シチズングループCSR体制

シチズン電子 CSR推進体制

シチズン電子 CSR推進体制

コンプライアンス・リスクマネジメント体制

コンプライアンスに関するリスクマネジメントは、シチズングループCSR活動の最重点課題として取り組んでいます。まずは教育研修を通して、自由闊達で良好なチームワークが風通しの良い企業風土をもたらしコンプライアンスの感性を自然に磨いてくれるとして、社内で職階にとらわれない活発な議論と自由な討議を推奨しています。
さらに、新入社員研修や新管理職研修では、「CSRやコンプライアンスに関するビデオ」の上映。また、社内報による一般的なコンプライアンス事例の紹介、社内ホームページを通して他社で起こったコンプライアンス事例に関する注意喚起、毎年年度末に行っている従業員へのCSRアンケートとその結果の公開など、様々な手段を通してコンプライアンス意識の高揚への発信を続けています。

コンプライアンスホットライン

シチズングループでは、万一のコンプライアンス違反発生を予防するため、社内通報制度を設けています。そして「コンプライアンスホットライン規程」を定め、通報者の秘密の厳守、通報者に不利益な処遇がなされないこと、公平・公正な調査、被通報者の反論の機会、通報者への調査結果の報告などを定めています。ホットラインの周知のため、社内ホームページには、通報する際の留意事項や連絡先を掲載したページを設けています。

有用な製品の提供

当社では「より小さく、より薄く、より高性能に」を基本コンセプトとして、常に先進技術を活かした製品の開発を推し進めております。 低炭素社会づくりに向けて低消費電力で長寿命、さらに水銀等の有害物質を含まないLEDは、CO2の排出量削減や廃棄物の削減等の環境保護対策に有効です。
シチズン電子が活躍する分野も身近な電球からスタジアム照明、スマートフォンやウェアラブルなどの情報機器、車載機器と多岐にわたっています。

コーポレート・ガバナンス

地域社会はもとより地域環境と調和した永続的な企業活動を通して、社会への貢献とともに企業価値を向上させていくことに努めております。
この企業目的を継続的に高めていくためには、経営の透明性確保と多面的な経営への監視機能が重要であると認識し、コーポレート・ガバナンスの充実に向けての取り組みを実施しております。