品質への取組み
シチズンは社会の様々なステークホルダーと共に歩むことを常に心がけています。
品質方針
「品質第一・ダントツのモノづくり」を基本に、お客様の信頼と満足の向上を目指します。
行動指針
- シチズングループ品質行動憲章を遵守し、 品質第一の視点から、ダントツのモノづくりに取り組み、 お客様の信頼を更に向上させます。
- 関連する法規制、規定事項を明確化し、遵守することにより、 お客様の要求事項を満たす製品の提供に努めます。
- 品質マネジメントシステムの有効性を追求し続けると共に、品質目標を展開し、継続的なカイゼンの取組みによって、目標の達成を図ります。
シチズン電子株式会社
代表取締役社長 渡邊 昭
1996年2月1日策定
2024年4月1日改訂
ISO9001導入状況・認証取得状況
品質マネジメントシステム
生産拠点 | 規格 | 審査機関 | 初回認証日 |
---|---|---|---|
シチズン電子(株) | ISO9001:2015 | BVC | 1996/09/24 |
シチズン電子タイメル(株) | ISO9001:2015 | BVC | 2006/05/09 |
江門市江星電子有限公司(中国) | ISO9001:2015 | BSI | 2002/01/03 |
労働安全衛生マネジメントシステムの認証取得状況
労働安全衛生マネジメントシステム(ISO 45001)
生産拠点 | 規格 | 審査機関 | 初回認証日 |
---|---|---|---|
江門市江星電子有限公司(中国) | ISO 45001:2018 | BSI | 2020/08/31 |
CSR調達
CSR調達ガイドラインのお知らせ
シチズングループでは、「市民に愛され市民に貢献する」を企業理念に掲げ、「市民に愛され親しまれるものづくり」を通じて、世界の人々の暮らしに広く貢献することを目指しています。
シチズングループはこの考えに基づき、「国連グローバル・コンパクト」の人権・労働・環境・腐敗防止に対する精神および「シチズングループ行動憲章」に基づき、社会課題に配慮しCSRを積極的に推進するお取引先と強固なパートナーシップを構築したいと考えています。
責任ある鉱物調達について
シチズングループ(シチズン時計株式会社およびそのグループ会社)は、コンゴ民主共和国およびその周辺国などの紛争地域および高リスク地域(CAHRAs)を原産地とする対象鉱物*1が、武装勢力の資金源となり紛争や人権侵害および環境破壊を助長していることは、重要な国際問題であると認識しています。さらに、シチズングループでは、経済協力開発機構(OECD)の「紛争地域および高リスク地域からの鉱物の責任あるサプライチェーンのためのデュ-・ディリジェンス・ガイダンス」の考え方に賛同しています。
2021年に「EU紛争鉱物規則」が適用されることを受け、「シチズングループ紛争鉱物対応方針」を見直し、2021年1月、「シチズングループ責任ある鉱物調達方針」に改定しました。
シチズングループ責任ある鉱物調達方針
シチズングループ(シチズン時計株式会社およびそのグループ会社)では、お取引様と連携して、サプライチェーンにおける社会的責任を果たすため、採掘や取引、取扱い、輸出等を通して、児童労働や強制労働などの人権侵害、環境破壊、紛争、テロリストへの資金提供、マネーロンダリング、汚職などのあらゆるリスク、または不正を伴う資金調達に加担する恐れのある対象鉱物*1は、使用しない方針です。
なお、紛争地域および高リスク地域において採掘・取引された全ての鉱物を使用しないのではなく、同地域で採掘・取引された鉱物であっても人権侵害、環境破壊、紛争、汚職等に関わりのない鉱物は使用していきます。
万一、対象リスク*2の可能性を確認した場合は、お取引先様に適切な是正処置を要請します。
制定 2019年4月 改定 2021年1月
*1 対象鉱物 :3TG(タンタル、スズ、タングステン、金)およびコバルト
*2 対象リスク :OECDガイダンスのAnnex II リスク および環境破壊
取組状況
- お取引先様には「シチズングループ行動憲章」および「シチズングループCSR調達ガイドライン」遵守への理解を求めています。
- 経済協力開発機構(OECD)が発行した「紛争地域および高リスク地域からの鉱物の責任あるサプライチェーンのためのデュー・ディリジェンス・ガイダンス」に沿って調査を実施しています。
- 3TGの調査は、Responsible Minerals Initiative(RMI)が提供するツールであるConflict Minerals Reporting Template(CMRT)を用いて、紛争鉱物の含有の有無、サプライチェーン上の精錬業者の特定およびお取引先様による対象鉱物への取組状況の確認・評価を実施し、リスクに応じた対応をしています。
また、お取引先様に対して、RMAP*2に準拠した製錬所/精製所、または、シチズングループのお客様の遵守基準に沿った製錬所/精製所から鉱物を調達するよう要請しています。
なお、コバルトについては、シチズングループの事業特性に応じて、Cobalt Reporting Templat(CRT)を用いた調査を進めていきます。 - シチズングループのお客様からのサプライチェーン情報提供のご要望に対しては、上記CMRTおよびCRTによる情報提供を行っています。
注釈
*1対象鉱物:3TG(タンタル、スズ、タングステン、金)およびコバルト
*2RMAP(Responsible Minerals Assurance Process)責任ある鉱物監査プロセス