照明用LED「COBシリーズ」の製品ラインアップ拡充 「世界最高クラス 70,000lm超の大光量LED」を開発 ~大光量が必要とされる屋外照明や高天井照明に~
更新日:2015.10.26
[ 製品情報 ]
シチズン電子株式会社(本社:山梨県富士吉田市、社長:郷田 義弘)は、照明用LED「COB※1シリーズ」の新製品として、世界最高クラスとなる70,000lm超の大光量を実現した「CLU550」を開発しました。
本製品は10月27日より開催される「香港インターナショナル・ライティング・フェア2015」に出展します。
開発背景
近年、省エネやエコ対応の観点からLED照明が普及しており、今後は、従来、水銀灯やHIDランプを使用していた投光器やスタジアム照明をはじめとする屋外照明や高天井照明などに対応できる大光量のLEDが求められています。
今回の新製品では、ハイワットLEDの先駆者として培った高密度実装技術を極め、従来と同じスペースに、素子を45%増やした実装が可能となりました。また、当社独自のチップ・オン・アルミ工法※2により、従来製品より光量が約20%アップし、世界トップクラスの70,000lmを超える大光量を実現しました。500W相当の明るさを1つのLEDパッケージで対応可能となり、照明器具の小型化に貢献します。
主な特長
1.従来製品比で光量約20%向上し、世界最高クラスの大光量70,000lm超を実現!
ハイワットLEDの先駆者として培った高密度実装技術を極め、従来と同じスペースに、45%増の素子の実装が可能となりました。また、当社独自のチップ・オン・アルミ工法により、従来製品より光量が約20%アップし、世界トップクラスの70,000lmを超える大光量を実現しました。
投光器をはじめとする屋外照明や高天井照明など、大光量が必要とされる照明器具において、1つのLEDパッケージで大光量が確保できることから、器具の小型化や回路設計の簡略化が可能です。
※同一条件で発光させた場合の比較(5000K、Ra70 min.、Tj=85℃)
光量 | 発光効率 | (製品名) | |
新製品 | 70,463lm | 148lm/W | (CLU550-3626C1) |
従来品 | 57,463lm | 128lm/W | (CLU056-3618C1) |
【従来比 約20%向上】 | 【従来比 約15%向上】 |
2.汎用電源で駆動が可能、4端子形状のパッケージ
パッケージに4端子設ける事により駆動電力を分散できるようになりました。器具メーカーは、大光量のLEDでありながら特殊の電源を用いることなく、市場の汎用電源でLEDの駆動が可能です。
3.COBシリーズと同一パッケージサイズ
従来のCOBシリーズCLL/CLU05X系と同一パッケージサイズであり、照明器具設計の効率化が図れます。
※1 COB:Chip on Boardの略称で、LED素子を基板上に直接実装した構造。
※2チップ・オン・アルミ工法:アルミ基板に直接LED素子を実装する工法。当社特許。
「CITILED The Light Engine」とは、シチズン電子の照明用LEDのブランド名です。
CITILEDはシチズン電子株式会社の登録商標です。
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